在宅医療・訪問診療とは
在宅医療とは、医師や歯科医師、看護師、栄養士、理学療法士、栄養士、ケアマネジャー、ホームヘルパーなどの医療や福祉にかかわる専門家によって実現する、ご自宅での医療のことを指します。対象となるのは、自力（お1人）での通院が困難な患者様です。
在宅医療は大きく、1～2週に1度ご自宅を訪問して医療を提供する「訪問診療」と、「往診」に分けられます。当院では訪問診療と往診のいずれにも対応しております。（往診は木曜午後）
定期訪問
訪問診療では、1週間または2週間に1回入居されている施設などを医師・看護師が訪問して医療を提供します。
基本的には、現在の身体の状態を正確に把握しながら、持病の悪化を防いだり、新たな病気の早期発見・早期治療のための検査などを行います。
幅広い疾患に対応
高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病、がん、認知症、精神疾患、特定疾患、指定難病などのさまざまな疾患に対応します。
チーム医療の実施
当院からは医師・看護師が訪問しますが、必要に応じて歯科医師、栄養士、理学療法士、栄養士、ケアマネジャー、ホームヘルパーと連携し、チーム医療で患者様の在宅医療を支えます。
在宅医療における
診療内容
内科
風邪やインフルエンザをはじめとするさまざまな疾患、またそれらにかかわる症状（発熱、頭痛、鼻水・鼻づまり、喉の痛み、咳、腹痛、下痢・便秘などの内科的症状）を診療します。
循環器内科
高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病に加え、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓弁膜症、大動脈瘤、心筋症、心不全などの循環器疾患を診療します。
在宅緩和ケア
がん、心不全などに伴う症状を和らげ、住み慣れた環境でリラックスして、苦痛少なく過ごすことができるよう、緩和ケアを提供します。
対象となる方
訪問診療・往診の対象となるのは、以下のような、自力での通院が困難な患者様です。
- 病気、障害などにより1人での通院が難しい方
- 末期がんなどでご自宅での療法を希望されている方
- 退院後のご自宅での生活に不安がある方
- 在宅緩和ケアを希望されている方
訪問エリア
※訪問可能なエリアは、当院から入居施設までの距離、在宅医療の必要性、交通状況、訪問スケジュール等を考慮して調整しております。
ご自身が対象となるのかどうか分からないというときにも、お気軽にお問合せください。
